【ラタトゥイユ】ヴィーガンの夏の定番!野菜たっぷりで栄養満点です

ラタトゥイユ

ラタトゥイユは、フランスのプロヴァンス地方に伝わる伝統的な料理で、夏に収穫される新鮮な夏野菜をふんだんに使って作られる、トマトベースの煮込み料理です。

宝石箱のような色とりどりの野菜が織りなす美しい見た目と、野菜から出る豊かな旨味が特徴で、温かいままでも冷たくしても楽しめる一品です。

一般的にラタトゥイユには動物性の材料を使わないので、ヴィーガンに大人気の夏の定番メニューとなっています。

ラタトゥイユはフランスの家庭料理なので、各家庭ごとに作り方も味付けもさまざまですが、今回ご紹介するレシピは、双子がニュージーランドに住んでいたときのフランス語の家庭教師「パスカル先生」から教えてもらった、本場フランスの家庭の味です。

栄養価が高く、カラフルな野菜がたっぷり摂取できるヘルシーな「ラタトゥイユ」を、ぜひこの夏に作ってみてください。

この記事を書いた人
菜食双子
双子
  • 料理人
  • ヴィーガン歴15年以上
  • NZ国立Toi Ohomai工科大学とWaikato工科大学で2年間料理を学び、同国のレストランで4年間修業
目次

ラタトゥイユの作り方

【ラタトゥイユの材料(4人分)】

  • エクストラバージンオリーブ油:大さじ3
  • ニンニク:一かけ
  • 赤玉ねぎ大:1個
  • 人参:1本
  • ナス:4~5本
  • ズッキーニ:1本(きゅうりでも代用可)
  • パプリカ:1個(ピーマンの場合は3個)
  • カットトマト:1パック
  • トマトピューレ:大さじ2
  • 茹でたひよこ豆:1缶
  • ベイリーフ:1枚
  • ドライタイム:小さじ1
  • ドライオレガノ:小さじ1
  • 自然塩:小さじ1と1/2
  • 黒コショウ:小さじ1
  • 昆布だし:小さじ1

作り方① 野菜を切る

野菜を切る
野菜を同じサイズにすると、味わいのバランスが良くなります

ニンニクはみじん切り、玉ねぎ、人参、ナス、ズッキーニ、パプリカは、すべて1センチ角のダイスに切ります。

ナスには小さじ1/4の塩を振りかけて10~15分置き、アクと共に水分を出しておきます。出てきた茶色い水は捨てます。

作り方② 野菜を炒める

野菜を炒める
このあと煮込むので、完全に火が通ってなくてもOK

フライパンに油を熱し、ニンニクと玉ねぎ→人参→ナス→ズッキーニ→パプリカの順に中火で炒めていきます。

ニンニクと玉ねぎを炒めるときだけ、塩を小さじ1/4ほど加えます。

ニンニクと玉ねぎが透明になったら人参を入れ、人参が軽く噛めるくらい柔らかくなったらナスを入れ、ナスに火が通ってとろみが出てきたらズッキーニを入れ、ズッキーニが瑞々しい色に変わってきたら最後にパプリカを入れて、全体的に火を通します。

作り方③ 野菜を煮る

野菜を煮る
ハーブはお好みで増量してください

トマト、トマトピューレ、ひよこ豆、ベイリーフ、タイム、オレガノ、塩、コショウ、昆布だしを炒めた野菜に加えてよく混ぜ、蓋をして弱火で20~30分煮込みます。

ラタトゥイユは野菜から出る水分だけで煮込んでいくので、水は加えません。

様子を見ながら、時々かき混ぜてください。

作り方④ 味を整える

味を整える
汁気が無くなるまで煮込むのがコツ

野菜が柔らかくなり、汁気がなくなったら出来上がりです。最後にもう一度味を見て、足りなければ塩やコショウを足してください。

お皿に盛りつけて完成です。お好みで生バジルを散らしてください。

まとめ:ヴィーガンは簡単に作れるラタトゥイユで、夏野菜を思いっきり楽しもう!

お皿に盛られたラタトゥイユ

夏の野菜を存分に楽しめる料理が、このラタトゥイユという料理です。

温かいうちに食べるのももちろん美味しいですが、たくさん作って冷蔵庫で冷やしておけば、いろんな用途に使えます。

  • サンドウイッチの具材にする
  • パスタ、十割そばと絡める
  • クスクス、キノア、ご飯にかける
  • 冷ややっこに乗せる

ぜひヴィーガンの夏のお供に「本格ラタトゥイユ」を作って、日本の蒸し暑い季節を爽やかにお過ごしください。

これからも、さまざまな「簡単に作れるヴィーガンレシピ」をご紹介していきますので、『菜食双子』にまた遊びに来てくださいね。

双子

ラタトゥイユに「すりおろしたオレンジの皮」を振りかけると、華やかな風味になるよ。試してみてね!

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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