
モロヘイヤは「野菜の王様」と称されるほど栄養価が高く、ビタミンA、C、E、K、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています。
そのなかでも特に注目すべきは「カルシウム」と「鉄分」で、ヴィーガンはこれらの栄養素が不足しがちなため、モロヘイヤは積極的に摂るべき食材と言えるでしょう。
モロヘイヤのおひたしや油炒めも美味しいですが、量をたくさん摂取するにはスープがおすすめです。
モロヘイヤが旬の6~9月の間は、ぜひとも今回ご紹介する「モロヘイヤスープ」を献立に取り入れてみてください!

- 料理人
- ヴィーガン歴15年以上
- NZ国立Toi Ohomai工科大学とWaikato工科大学で2年間料理を学び、同国のレストランで4年間修業
モロヘイヤスープの作り方
【モロヘイヤスープの材料(3~4人分)】
- エクストラバージンオリーブ油:大さじ2
- ニンニク:2かけ
- 玉ねぎ:1個
- 自然塩:小さじ1/4
- コリアンダーパウダー:小さじ1
- クミンパウダー:小さじ1
- 水:800g
- 野菜ブイヨン:1個(昆布だし:小さじ1で代用可)
- 黒コショウ:小さじ1/2
- モロヘイヤ(葉だけ):100g
- 茹でたひよこ豆:1缶(豆をざるにあけて水で洗っておく)
- レモン汁:適量
作り方① 玉ねぎとニンニクをみじん切りにする

玉ねぎとニンニクを、みじん切りにします。
作り方② モロヘイヤをみじん切りにする

モロヘイヤは茎から葉をとり、葉だけをみじん切りにします。
みじん切りにするときに、モロヘイヤの葉を10枚くらい重ねてタバコのように丸め、千切りにしたらその千切りをくるっと横にしてまた千切りすると、簡単にみじん切りが出来上がります。
モロヘイヤは保存が効かないので、買ってきてすぐに使わない場合は葉を茹でてからみじん切りにし、冷凍しておきます。
スープに使う場合は、水とブイヨンを沸騰させたところに冷凍のまま加えて煮込みます。
茹でた葉は、フードプロセッサーを使ってみじん切りにすると簡単です。
作り方③ 玉ねぎとニンニクを炒める

鍋に油を熱し、玉ねぎ、ニンニク、塩を入れて玉ねぎが透明になるまで炒めます。
コリアンダーとクミンを加えて、さらに2~3分炒めます。
作り方④ 水とブイヨンを加えて沸騰させる


水、ブイヨン、コショウを加えてよく混ぜ、蓋をして沸騰させます。
双子が愛用しているブイヨンは、iHerbで購入した「エドワード&サンズ」のチキン風味ブイヨンです。これでなくても、ヴィーガン対応のブイヨンなら何を使ってもOKです。
作り方⑤ モロヘイヤと豆を加えて煮込む

モロヘイヤと豆を加えて再び沸騰させ、10~15分煮込みます。
最後に味を見て、足りなければ塩を足してください。
食べるときにレモン汁小さじ1を加えると、夏らしい爽やかな味になります。
まとめ:ヴィーガンはモロヘイヤスープでカルシウムと鉄分を補給しよう!

モロヘイヤには「夏バテ予防」や「疲労回復効果」もあるので、ヴィーガンが暑い夏を乗り切るための強い味方となってくれます。
ぜひ、栄養満点の「モロヘイヤスープ」をたくさん召し上がって、健康的なヴィーガンライフをお過ごしください!
これからも、さまざまな「簡単に作れるヴィーガンレシピ」をご紹介していきますので、『菜食双子』にまた遊びに来てくださいね。

モロヘイヤスープはご飯にかけても美味しいよ。試してみてね!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。