
タンドリーとは、スパイスを混ぜたヨーグルトで食材をマリネし、「タンドール」と呼ばれる円筒型の窯を使って焼き上げる、インド北部パンジャーブ地方の伝統料理です。
一般的にはタンドリーチキンが有名ですが、ヴィーガンレシピでは植物性タンパク質が豊富で、肉に負けないくらい食べ応えのある「厚揚げ」で代用し、風味豊かなスパイスと植物性ヨーグルトの酸味が効いた一皿をお楽しみいただけます。
タンドリースパイスに含まれる抗酸化物質には、体内の「活性酸素(フリーラジカル)」や「酸化ストレス」を軽減する可能性があるので、ヴィーガンの健康サポートが期待できます。
ぜひ、今回ご紹介する厚揚げのタンドリー風のような「スパイスをたくさん使った料理」を日常的に摂取して、ヴィーガンの健康維持にお役立てください。

- 料理人
- ヴィーガン歴15年以上
- NZ国立Toi Ohomai工科大学とWaikato工科大学で2年間料理を学び、同国のレストランで4年間修業
厚揚げのタンドリー風の作り方
【厚揚げのタンドリー風の材料(2~4人分)】
タンドリーマリネ液
- 厚揚げ:4枚
- 生姜:2かけ(30g)
- ニンニク:2片
- 豆乳ヨーグルト:1/2カップ(100g)
- こめ油:大さじ1
- レモン汁:大さじ2
- 醤油:大さじ1
- 自然塩:小さじ1/2
- 素焚糖:小さじ1
- 昆布だし:小さじ1
- カレーパウダー(無塩):大さじ2
カレーパウダーの代わりに、以下のスパイスをミックスして使うと、より深い味わいのタンドリーマリネ液になります。
- チリパウダー:小さじ1/2~1
- スモークパプリカパウダー:小さじ1
- ガラムマサラ:小さじ2
- ターメリック:小さじ1/2
- クミンパウダー:小さじ1
- コリアンダーパウダー:小さじ1
- カスリメティ:大さじ1(オプション)
付け合わせ野菜
- キャベツ:1/4個
- 人参:1/2本
- 玉ねぎ:1/2個
- 生コリアンダー:1カップ(オプション)
コリアンダー・ヨーグルトソース
- ニンニク:1かけ
- 生姜:1かけ(15g)
- 生コリアンダーのみじん切り:大さじ2
- 豆乳ヨーグルト:1/2カップ(100g)
- こめ油:大さじ1
- 自然塩:小さじ1/2
- 黒コショウ:小さじ1/2
- 昆布だし:小さじ1/2
- レモン汁:大さじ1/2
作り方① 厚揚げに隠し包丁を入れる

厚揚げは軽く水気を拭いてから半分に切り、片面に浅く隠し包丁を入れます。
作り方② タンドリーマリネ液をつくる

生姜とニンニクは、すりおろします。

大き目のボールに、すりおろした生姜とニンニク、ヨーグルト、こめ油、レモン汁、醤油、塩、素焚糖、昆布だし、カレーパウダーを入れ、よく混ぜておきます。
作り方③ 厚揚げをタンドリーマリネ液に漬け込む

厚揚げをタンドリーマリネ液によく絡め、ラップをして1~3時間(できれば1晩)冷蔵庫で寝かせます。
作り方④ 付け合わせの野菜を準備する

キャベツは千切りにします。
人参は皮を剥いて、千切りにします。
玉ねぎは皮を剥き、横方向(繊維を断つように)薄くスライスします。水に5~10分間さらしたら、ザルにあけて水気をよく切ります。

ボールにキャベツ、人参、玉ねぎを入れて、均一になるように混ぜておきます。
今回はこの3種類の野菜を使いましたが、どんな野菜を組み合わせてもOKです。
例)きゅうり、トマト、パプリカ、ミント、レタス、ルッコラ、コーンなど
作り方⑤ コリアンダー・ヨーグルトソースをつくる

ニンニクと生姜はすりおろします。
コリアンダーは茎から葉だけをちぎってみじん切りにし、大さじ2の分量をつくります。

小さなボールに、すりおろしたニンニクと生姜、みじん切りにしたコリアンダー、ヨーグルト、こめ油、塩、コショウ、昆布だし、レモン汁を入れ、よく混ぜ合わせます。
作り方⑥ 厚揚げを焼く

鉄板にアルミフォイルを敷き、その上に厚揚げを並べます。

焼く前に、トースターを200℃(中~強)に設定して5~10分予熱します。
予熱後、厚揚げを乗せた鉄板を入れて15~20分焼きます。マリネ液の色が濃く変化し、表面が乾き始め、角の部分が少し焦げてきたら焼き上がりです。
お皿に厚揚げを盛り、野菜、ヨーグルトソース、生コリアンダーの葉を添えて完成です。厚揚げと野菜に、ヨーグルトソースをたっぷりかけてお召し上がりください。
まとめ:満足感のあるスパイシーな「厚揚げのタンドリー風」で、植物性タンパク質をしっかり摂ろう!

「タンドリーマリネ液」は厚揚げだけでなく、さまざまな野菜(キャベツ、カリフラワー、ピーマン、ナス、玉ねぎ、きのこなど)や豆類(ひよこ豆、キドニー豆など)とも相性抜群です。
1~3時間(できれば1晩)漬け込み、200℃のトースターまたはオーブンで軽く焦げ目がつくまでグリルします。または、中火のフライパンでじっくり焼いても美味しく仕上がります。
季節を問わず楽しめるヴィーガンメニューですので、スパイシーな料理が食べたくなったときは、ぜひお試しください。
タンドリーマリネ液は密閉容器に入れて冷蔵庫で保管し、2~3日以内に使い切ってください。
これからも、さまざまな「簡単に作れるヴィーガンレシピ」をご紹介していきますので、『菜食双子』にまた遊びに来てくださいね。

厚揚げの代わりに、セイタンやテンペ、大豆ミート(ブロック、フィレ)などを使っても美味しく仕上がるよ。試してみてね!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。