【ヴィーガン・ロールキャベツ】大豆ミンチとお米が詰まったトマト風味のさっぱりレシピ

ヴィーガン・ロールキャベツ

ロールキャベツは、キャベツの葉でひき肉を巻き、スープで煮込んだ料理です。

現トルコのアナトリア半島で1世紀ごろから作られている「ドルマ(ブドウの葉で肉や米を包み、スープで煮込んだ料理)」が起源だと言われています。

その後、このレシピは世界各国に伝わり、それぞれの地域の食文化に合わせて食材がアレンジされ、人気の家庭料理として定着しました。

今回は、そのクラッシックな定番料理をヴィーガンにアレンジし、大豆ミンチとご飯でボリュームを、野菜ときのこで深みのある味わいを再現しています。

このレシピには、タンパク質、炭水化物、脂質がバランスよく含まれており、食物繊維やビタミン・ミネラルなどの栄養価も豊富なため、ヴィーガンの健康サポートにおすすめの一品となっています。

ロールキャベツは通年メニューですが、水分が多くて柔らかい春キャベツよりも、葉に厚みがあって煮込んでも型崩れしない冬キャベツの方が美味しく作ることができますので、ぜひ寒い季節に試してみてください。

この記事を書いた人
菜食双子
双子
  • 料理人
  • ヴィーガン歴15年以上
  • NZ国立Toi Ohomai工科大学とWaikato工科大学で2年間料理を学び、同国のレストランで4年間修業
目次

ヴィーガン・ロールキャベツの作り方

【ヴィーガン・ロールキャベツの材料(2~4人分)】

詰め物用

  • キャベツ:8~10枚
  • 玉ねぎ:1個
  • ニンニク:1かけ
  • 生姜:1かけ(15g)
  • 人参:1本
  • セロリ:1本
  • しめじ:1株
  • パセリ:大さじ2
  • 乾燥大豆ミンチ:100g(戻すと300gになる)
  • 熱湯:800ml
  • エクストラバージンオリーブ油:大さじ1
  • 自然塩:小さじ1/2
  • クミンパウダー:小さじ1
  • 炊いたご飯:150g
  • 黒コショウ:小さじ1
  • 昆布だし:小さじ1
  • 醤油:大さじ1
  • 植物性マヨネーズ:大さじ1
  • ケチャップ:大さじ1
  • マスタード:大さじ1/2

スープ用

  • エクストラバージンオリーブ油:大さじ1
  • 玉ねぎ:1個
  • ニンニク:1かけ
  • トマトピューレ:1箱(390g)
  • ヴィーガン・ブイヨン:1個
  • 昆布だし:小さじ1
  • 水:400ml
  • 自然塩:小さじ1/2
  • 黒コショウ:小さじ1/2
  • 素焚糖:大さじ1
  • レモン汁:大さじ1
  • ベイリーフ:1枚

飾り用

  • 豆乳ヨーグルト:適量
  • パセリのみじん切り:適量

作り方① キャベツの葉をしんなりさせる

キャベツの葉を剥く

キャベツの芯をくり抜いて、葉を1枚1枚剥がします。レシピに必要なのは8枚ですが、破れたときのために10枚準備しておきます。

キャベツの葉を茹でる

キャベツの葉を、以下のいずれかの方法でしんなりさせます。

キャベツの葉をしんなりさせる方法

  1. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、葉を1~2枚ずつ入れて、しんなりするまで1.5~2分間茹でる。ざるにあげて冷ましておく。
  2. フライパンに水を少量(底から1~2センチ)入れて沸騰させたら、キャベツの葉を数枚ずつ入れて蓋をし、しんなりするまで中火で2~3分蒸し煮する。ざるにあげて冷ましておく。
  3. 耐熱皿にキャベツを数枚重ねて乗せ、ラップをふんわりとかけたら、600Wで5分間加熱してしんなりさせる。ざるにあげて冷ましておく。

しならせたキャベツを水にさらすと、キャベツの旨味が流れ出て味がぼけてしまうので、水には取らず、ざるにあげて冷ましてください

キャベツの芯の部分を削ぎ切りする

キャベツの芯の太くて硬い部分は、削ぎ切りして取り除きます。

みじん切りしたキャベツの芯

切り取ったキャベツの芯は、みじん切りにして詰め物に混ぜ込むので、捨てないでください。

作り方② 詰め物用とスープ用の野菜を準備する

切った玉ねぎと人参

玉ねぎは皮を剥いて、みじん切りにします。

人参は皮を剥いてから、おろし器でおろします。

みじん切りにしたニンニク、生姜、パセリ

ニンニクと生姜は、すりおろします。

パセリは茎から葉だけをちぎって、みじん切りにします。大さじ2杯の分量を作ってください。

みじん切りにしたセロリとしめじ

セロリは硬い筋(繊維質の部分)を包丁で削ぎ落して、みじん切りにします。

しめじは石づきを取り除いてから、極みじん切りにします。

煮込みスープ用の玉ねぎとニンニク

このとき一緒に、「スープ用の野菜」も準備してしまいましょう。

玉ねぎは皮を剥いてみじん切りにし、ニンニクはすりおろします。

小さな器に玉ねぎとニンニクを入れてラップし、必要になるまで冷蔵庫で保管しておきます。

作り方③ 乾燥大豆ミンチを戻す

熱湯で乾燥大豆ミンチをふやかす

大き目のボールに乾燥大豆ミンチを入れ、上から沸かしたての熱湯を注いでザッとかき混ぜたら、冷めるまでそのままおいて戻します。

ざるにあけて戻し汁を捨て、ざるのまま水を張ったボールにザブンと浸けたら、4~5回ゆすり洗いをします。水を替えながらこれを2~3回繰り返して、乾燥大豆特有の臭みを抜いてください。

戻した乾燥大豆ミンチ

最後にギューッと絞って、しっかりと水気を切っておきます。

作り方④ キャベツに詰める具をつくる

詰め物用の香味野菜を炒める

フライパンに油を熱し、玉ねぎ、ニンニク、生姜、塩、クミンを入れて、玉ねぎが透明になるまで中火で炒めます。

人参、セロリ、しめじを加えて炒める

人参、セロリ、しめじを加え、野菜がしんなりするまで中火で炒めます。

大豆ミンチを加えて炒める

戻した大豆ミンチを加え、ミンチがふっくらしてくるまで中火で4~5分炒めます。

火からおろして中身をボールに移し、粗熱がとれるまで置いておきます。

詰め物の材料を混ぜ合わせる

キャベツの芯、ご飯、コショウ、昆布だし、醤油、マヨネーズ、ケチャップ、マスタード、パセリを加えてよく混ぜ合わせ、詰め物をつくります。

作り方⑤ 詰め物をキャベツで包む

ロールキャベツ1個に包む詰め物の量は60~70gです。始める前にあらかじめ分量を計り、お皿の上に分けて乗せておくことをおすすめします。

キャベツの葉の上に詰め物を乗せる

キャベツの葉は内側を上にしてまな板の上に置き、詰め物を中央に乗せます。

キャベツの葉を詰め物にかぶせる

キャベツの葉の下部分を、詰め物にかぶせます。

キャベツの葉の片側を折りたたむ

キャベツの葉の片側を、中心に向けて折りたたみます。

キャベツの葉で詰め物を巻く

巻き寿司を作る要領で、上方向にクルクルと巻き上げます。煮ている最中に詰め物が飛び出ないように、きつめに巻いてください。

余分なキャベツの葉を中に押し込む

残ったキャベツの葉を内側にギューっと押し込んで、形を整えます。

作り方⑥ スープの中で煮込む

スープの材料を混ぜる

まず、大き目のボールにトマトピューレ、ブイヨン、昆布だし、水、塩、コショウ、素焚糖、レモン汁、ベイリーフを入れてよく混ぜ、スープミックスを作っておきます。

スープ用の玉ねぎとニンニクを炒める

フライパンに油を熱し、玉ねぎとニンニクを入れて、玉ねぎが透明になるまで中火で炒めます。

ロールキャベツを鍋に並べる

炒めた玉ねぎの上に、ロールキャベツを並べます。

ロールキャベツにスープミックスを注ぐ

並べたロールキャベツの上から、スープミックスを注ぎます。

ロールキャベツをスープで煮込む

蓋をして中火で沸騰させ、弱火にして40分~1時間コトコトと煮込みます。

最後に味を見て足りなければ、塩やコショウを足して調節してください。

器にロールキャベツを盛り付けたら、上に豆乳ヨーグルトとパセリをかけて完成です。

まとめ:冬が旬の寒玉キャベツを使って、栄養バランス満点のロールキャベツを作ってみよう!

ヴィーガン・ロールキャベツのアップ画像
ヴィーガン・ロールキャベツの断面

葉が硬くて水分が少ないため、生食にはあまり向かない「冬(寒玉)キャベツ」でも、ロールキャベツのような加熱料理では、煮込むほどに甘味が増して美味しくなります。

ヴィーガン・ロールキャベツの栄養価バランスはすでに良いのですが、さらにタンパク質を増やしたい場合は、詰め物に茹でたレンズ豆やキノアを加えてみてください。

また、じゃが芋、さつま芋、ブロッコリー、カリフラワー、カブ、パプリカ、ホウレン草、コーン、レンコンなどを具材に使って、オリジナルなヴィーガン・ロールキャベツを楽しむことも可能です。

料理手順は多いですが、ヴィーガン食初心者の方にも簡単にお作りいただけるレシピですので、ぜひお試しください。

残ったロールキャベツは冷蔵庫で保存し、2~3日以内に食べきってください

1個ずつラップに包んで冷凍することもできます。冷凍の場合、保存期間は2~3週間です。食べるときはレンジで加熱(600Wで10分)してください。

これからも、さまざまな「簡単に作れるヴィーガンレシピ」をご紹介していきますので、『菜食双子』にまた遊びに来てくださいね。

双子

残ったロールキャベツは、翌日に油を熱したフライパンで両面をこんがり焼くと「焼きロールキャベツ」になって美味しいよ。試してみてね!

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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