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今回は、株式会社Dumplin(元祖ぎょうざ苑)のヴィーガン対応商品『ベジタブル野菜餃子』を実食レビューします。
動物性原材料を一切使わず、挽き肉の代わりに大豆ミンチ、食感を出すためにレンコン、風味のアクセントに兵庫の名産・有馬山椒を使用。にんにく・化学調味料も不使用で、元祖ぎょうざ苑秘伝の味噌だれにつけて食べるのが特徴です。
具がぎっしり詰まった個性派の「ベジタブル野菜餃子」を、菜食料理人ならではの視点も交えながらご紹介します。

- 菜食料理人
- ヴィーガン歴15年以上
- NZ国立Toi Ohomai工科大学とWaikato工科大学で2年間料理を学び、同国のレストランで4年間修業
元祖ぎょうざ苑 ベジタブル野菜餃子


ベジタブル野菜餃子:商品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ベジタブル野菜餃子 |
| メーカー | 株式会社 Dumplin(元祖ぎょうざ苑) |
| 価格 | 15個入:1,200円/税込(2026年10月現在) |
| 内容量 | 270g |
| エネルギー | 214kcal |
| タンパク質 | 16.5g |
| 脂質 | 1.7g |
| 炭水化物 | 33.0g |
| 糖質 | ー |
| 食物繊維 | ー |
| 食塩相当量 | 1.3g |
| 賞味期限 | 製造から60日 |
| 保存方法 | -18℃以下の冷凍室で保存 |
| 購入場所 | 楽天市場、Amazon |
*栄養成分表示は、100gあたりの計算値です。
【味噌だれ】栄養成分表示1袋(20g)あたり:エネルギー25kcal、タンパク質1.0g、脂質0.7g、炭水化物2.8g、食塩相当量1.6g
ベジタブル野菜餃子:原材料チェック


原材料名
具:野菜(キャベツ(国産)、蓮根、玉ねぎ)、大豆加工品(脱脂大豆、玄米粉)(国内製造)、醤油、粒状大豆たん白、でん粉、砂糖、生姜みじん、食塩、清酒、紹興酒、胡椒、焼酎、ごま油、山椒
皮:小麦粉、還元水飴、大豆油、食塩、乳化油脂
味噌だれ:醤油(国内製造)、米みそ、醸造酢、米醸造調味料、清酒、食用ごま油、食塩、本みりん、香辛料
添加物
具:増粘剤(加工でん粉)、酒精、酸味料、カラメル色素
味噌だれ:増粘剤(加工でん粉)
アレルギー物質(28品目中)
餃子:小麦、ごま、大豆
味噌だれ:小麦、ごま、大豆
ベジタブル野菜餃子:共通製造ライン(交差汚染リスク)
「元祖ぎょうざ苑 ベジタブル野菜餃子」は、通常の肉入り餃子と共通の設備で製造しています。動物性成分が混入する可能性(交差汚染リスク)を完全に避けたいヴィーガンの方は、この点を考慮したうえで購入をご判断ください。
ベジタブル野菜餃子:セット内容

餃子1袋(15個入)に、20g入りの味噌だれが2パック付いています。
ベジタブル野菜餃子:調理方法

焼き餃子
- フライパンに油を薄くひき、冷凍のままの餃子を並べます。
- フタをせずに中火で熱し、底に焼き色がつくまで焼きます。
- 餃子の1/3ほどが浸る量の熱湯を加え、フタをして約5分蒸し焼きにします。
- 水分がほとんどなくなったら、少量の油を回し入れて、約2分焼きます。底がカリッとしたら完成です。
茹で餃子
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、冷凍のまま餃子を入れます。
- 餃子同士がくっつかないよう、菜箸などでやさしく混ぜながら加熱します。再沸騰したら、6〜7分ゆでます。
- 餃子がぷっくりと浮いてきたら、完成です。
その他の調理法
- スープ餃子:好みのスープに冷凍のままの餃子を入れ、5〜6分煮込みます。
- 揚げ餃子:油を170℃に熱し、冷凍のままの餃子を入れます。3〜4分、きつね色になるまで揚げます。
- 蒸し餃子:蒸し器に冷凍のままの餃子を並べ、中火で10〜15分蒸します。
ベジタブル野菜餃子:調理後

焼き上がった餃子をお皿に盛り付けたら完成です。

お好みで味噌だれをつけてお召し上がりください。
ベジタブル野菜餃子:実食レビュー
※実食に基づく個人の感想です。味の感じ方には個人差があります。

焼き立ての餃子を、まずは味噌だれをつけず、そのままひと口食べてみました。がぶっと噛むと、もちもちの皮がむっちーと破れ、ぎっしり詰まった具があふれ出てきます。
具に水分はなく、粘土のようにもったり・ねっとりしています。ざらざらしたおからのような、ボソボソしたコーンビーフのような食感もあります。
餃子といえば、キャベツや白菜などの水分を含んだ野菜の旨味が、噛んだ瞬間にジュワ~っと口いっぱいに広がるイメージがあります。しかし、このベジタブル野菜餃子の具には「ジュワ~感」がありません。そのため、餃子を食べている感じがあまりしないのです。
具の味も独特です。甘みが強く、少し苦みもあり、いろんな調味料が絡まったような複雑な味がします。日本料理というより、どこか別の国の料理のような印象を受けました。しいて言うなら、台湾素食でよく使われる、椎茸の軸から作った精進ジャーキー「香菇素肉乾(シアングー スーロウガン)」を具にしたような感じです。
塩味もしっかりついていて、生姜の香りがほんのり感じられます。しかし、有馬山椒の繊細な香りは、大豆ミート特有の豆臭にマスキングされてしまい、よく分かりませんでした。
食感のために入っているレンコンも、あまりシャキシャキしません。素材がすべて同じ大きさのミンチ状になっているからか、全部が一緒くたに混ざってしまい、噛み応えの弱い平坦な味に感じました。

具に水分がないため、焼き上がりから時間が経っても皮はカリカリのままです。ですが、中身の具がかっさかさ過ぎて、飲み込むときに喉がぎゅっとなってしまいます。ただ、この「味が濃くて水分のない餃子」は、お弁当には向いていると思います。居酒屋のメニューにもありそうなので、カリッと油で揚げて、お酒のおつまみにしても良さそうです。
次に、付属の味噌だれにつけて食べてみました。味噌だれ自体は、ピリッと辛味のあるごま風味の酢味噌のような味で、塩味は強いものの、さっぱりとしています。
餃子の具が独特かつ素朴な味なので、何個も食べていると食べ疲れてきますが、味噌だれをつけることで味にメリハリがつき、飽きずに食べ続けることができました。
ただ、酢味噌で餃子を食べる食文化に馴染みがないので、どうしても舌が慣れず、この餃子と味噌だれは別々に食べたいと思いました。
今回、ベジタブル野菜餃子は7袋買いました。1袋につき味噌だれが2袋付いているので、全部で14袋あります。そのうち2袋を使い、残りは冷凍庫で保管して、後日さまざまな料理に使ってみました。特に気に入ったのは、チヂミのたれ、温野菜のドレッシング、そうめんのつけダレとして使ったときです。
具がぎっちり詰まっているので食べ応えがあり、7個食べたらお腹がいっぱいになりました。
公式サイトによると、海外メディアにも注目され、ヨーロッパでも大好評だそうです。日本の餃子っぽくない異国風の不思議な食感と味が、外国の人には食べやすく、人気を得ているのかなと感じました。
ベジタブル野菜餃子:総合評価
※評価は2026年10月現在の商品情報・実食体験に基づく個人の見解です。

総合評価:★2.1
▼総合評価の基準を見る
| 評価 | 目安 |
|---|---|
| 1.0~1.9 | おすすめしにくい |
| 2.0~2.9 | 好みが分かれる |
| 3.0~3.9 | 普通~満足 |
| 4.0~4.4 | おすすめ |
| 4.5~5.0 | 非常におすすめ |
*「味、コスパ、安全性、栄養価、汎用性、環境への配慮、リピート」の項目を5点満点で評価し、その平均値を総合評価としています。
*各項目を5点満点で評価しています。
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 味 | 2 | 具に水分がなく「ジュワ~感」がないため、一般的な餃子とは別物の食感。甘みと苦みが混ざった複雑な味は好みが分かれるが、具がぎっしり詰まっていて食べ応えは十分。お弁当やおつまみには向いているものの、餃子としては物足りなく感じる。にんにく不使用で、においを気にしなくていいのは◎。 |
| コスパ | 1.5 | 15個で1,200円(1個80円)。ヴィーガン餃子専門店の平均価格が1個50~70円なので、それよりも高い。具はぎっしり詰まっているが、独特の味は好みが分かれる。食感も風味も独特で、日本の一般的な餃子とは異なるため、価格に見合う満足感は得にくい。 |
| 安全性 | 1.5 | 原材料に動物性のものは含まれていないが、第三者機関によるヴィーガン認証は取得していない。同一ラインで肉入り餃子を製造しているため、交差汚染のリスクもある。皮の原材料である「乳化油脂」は、原料の由来が表示されておらず、植物性か動物性かを確認できない。 |
| 栄養価 | 3 | 1食(7個)でタンパク質21gと、ヴィーガンの1食の目安20gを満たしているのは高評価。しかし、食物繊維の表示はなく、鉄・ビタミンB12・オメガ3脂肪酸などは強化されてない。他の食材で栄養を補う必要がある。 |
| 汎用性 | 4 | 冷凍で賞味期限が60日あり、ストックしやすい。焼き・茹で・スープ・蒸し・揚げと、5種類もの食べ方ができ、メニューの幅が広がる。付属の味噌だれも万能調味料としてさまざまな料理に使用可能。味が濃いので、お弁当やお酒のおつまみにも向いている。 |
| 環境への配慮 | 2 | 植物性の商品であるため、一般的に動物性食品(畜産物)よりも環境負荷は低いと考えられる。ただし、「乳化油脂」の原料が表示されていないため、動物由来か植物由来かは不明。パーム油が使用されている場合も、RSPO認証の有無は確認できない。 |
| リピート | 1 | 餃子らしさがあまりなく、他のヴィーガン餃子に比べて価格も高い。お弁当やおつまみ向きで、味噌だれの活用など使い道はある。しかし、味が独特で最後まで舌が慣れず、また買いたいとは思えなかった。 |
▼評価基準の解説を見る
味(味わい全体):動物性食品と比較したときの「再現度」と「満足感」を総合的に評価します。基準は「ヴィーガンでも十二分に楽しめるか」です。
- 再現度:肉・魚・卵・乳製品・ハチミツなど「本物」に近い味や食感にどれだけ近づいているかを評価します。
- 満足感:ボリューム感・ジューシーさ・噛みごたえによって「食べた感」が得られるかを重視します。
コスパ(価格・価値のバランス):「1食(1人前)あたりの価格が500円未満」を目安とし、味・量・栄養価・満足度・調理の手軽さに見合った価格かどうかを重視します。基準は「価格に対して得られる価値の大きさ」です。
- 単価計算:内容量 ÷ 推奨1食分で、1食あたりの単価を算出します。(例:500円の商品を5食分で使う場合 → 1食あたり100円)
- 得られる価値:味はおいしいか、量はしっかり入っているか、栄養価は高いか、満足感はあるか、調理や準備の手間はかからないかなどをチェックします。
安全性(製品の安全性・信頼性):第三者認証の取得(ヴィーガン認証)、動物性混入防止(区分保管・洗浄徹底)を確認します。基準は「ヴィーガンとして安心して食べられるか」です。
- 認証確認:JAS0025(ヴィーガンJAS)やベジプロジェクト認証など、動物由来原料・添加物の不使用と製造管理を保証する認証を取得しているかを確認します。
- 混入リスク/交差汚染リスク防止:工場でのクロスコンタミ(揚げ油共有禁止、ライン洗浄の徹底)を確認し、動物性食品との混入リスクをどれだけ低減しているかを評価します。
栄養価(栄養素の含有量・バランス):ヴィーガンが不足しやすい栄養素(タンパク質・鉄・B12・カルシウム・オメガ3など)が1食分にどれだけ含まれているかを確認します。基準は「カロリーに対して十分な栄養素が入っているか」です。
- バランス:食物繊維やビタミン・ミネラル豊富な食材を含んでいるか、タンパク質や鉄分が極端に少ないなどの偏りがないかをチェックします。
- 主要栄養素:ヴィーガン特有の不足リスク(タンパク質20g以上/食、鉄4mg以上、非ヘム鉄吸収率向上など)を重視します。
- 強化・添加:B12(2.4μg/日推奨)やDHA藻類由来オメガ3の表示を評価します。
汎用性(日常の使いやすさ・アレンジの幅):1つの食品で複数の料理に活用可能か、手軽に調理できるか、保存性はあるかなどを考慮します。基準は「日常のキッチンで活躍するか」です。
- 料理バリエーション:どれだけ多くの場面や料理(用途)に使えるかどうかを評価します。
- 調理の容易さ:加熱不要・下ごしらえ最小限で完成する汎用度を評価します。
- 保存・在庫管理:常温または冷蔵で1週間以上持つなど、日常使いの利便性を確認します。
環境への配慮(環境負荷・サステナビリティ):有機・減農薬・再生農業などの低負荷原料使用や、RSPO認証パーム油(持続可能なパーム油認証)の表示を確認します。基準は「低負荷農法の使用と問題食材の認証確認」です。
- 低負荷農法:有機JASやレインフォレスト・アライアンス認証などで、農薬・化学肥料の削減、土壌保全を確認し、土壌・水質・生物多様性に配慮した農法を使用しているかを評価します。
- パーム油特化:RSPOマーク(SC/IP推奨)の有無で、森林破壊リスクを評価します。また、パーム油と代替油の環境負荷(CO2排出量・水使用量など)も考慮します。
リピート(再購入・継続利用の意欲):味、コスパ、安全性、栄養価、汎用性、環境配慮などを総合的に評価し、菜食双子の個人的満足度を総まとめとして判断します。基準は「この商品をまた買いたいか」です。
- 総合判断:味、コスパ、安全性、栄養価、汎用性、環境配慮のバランスで、「また買いたい」と思うかどうかを評価します。
▶ 商品ページを見る(楽天)
元祖ぎょうざ苑 ベジタブル野菜餃子:メリット・デメリット
✔ メリット
- 具がぎっしり詰まっていて食べ応えがあり、7個でタンパク質を約21g摂取できる。(ヴィーガンは1食あたり約20gのタンパク質摂取が目安)
- 具に水分が少なく、味も濃いため、お弁当のおかずとして活用できる。
- 付属の味噌だれは、さまざまな料理に万能調味料として使える。
✖ デメリット
- 具にみずみずしさがなく、乾いた食感のため、ジューシーな餃子を期待して食べるとギャップを感じる。
- 第三者機関によるヴィーガン認証を取得していない。また、同一ラインで肉入り餃子を製造しているため、交差汚染(クロスコンタミ)のリスクがある。
- 15個で1,200円と、他のヴィーガン餃子に比べて価格が高く、コストパフォーマンスがあまり良くない。
元祖ぎょうざ苑 ベジタブル野菜餃子:おすすめしたい人
こんな人におすすめ
- もったり・ねっとりとした、食べ応えのある餃子の具が好みの人
- ちょっと変わった味わいの餃子を試してみたい人
- お弁当に入れやすい、水分の少ないおかずを探している人
まとめ:「元祖ぎょうざ苑 ベジタブル野菜餃子」は具がぎっしりで食べ応え十分。お弁当・お酒のおつまみにぴったり!

「元祖ぎょうざ苑 ベジタブル野菜餃子」は、一般的なヴィーガン餃子とは一味違う、個性派の餃子です。水分がなく、もったり・ねっとりした食感の具が、もちもちの皮にぎっしりと詰まっており、噛むとむちっと弾けて口の中に広がります。
具には甘みと苦みがあり、アジア料理を思わせる独特の風味で、一般的な餃子とは一線を画しています。普通の餃子の味を期待して食べると、「これ、餃子?」と驚くかもしれません。しかし、この個性的な味は、今や海外の人たちに大好評だそうです。「餃子で世界を笑顔に」という会社の理念を体現した商品だと感じました。
餃子に付属している秘伝の味噌だれは、ピリ辛の酢醤油のような味わいで、餃子につけるとさっぱりと食べられます。餃子以外にもさまざまな料理に応用可能で、万能調味料として活用できます。
もったりした食感も、甘じょっぱい味わいも、ひと癖ある変わり種の餃子ですが、いつもとは違う味の餃子を食べてみたいと思ったときに、選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
双子「楽天お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」の時期には割引クーポンが発行されることがあるから、そのタイミングを狙ってみてね!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
